失業保険は在宅ワーク中でも受給できる?作業時間・収入の上限はある?

先日、わたしは失業保険(求職者給付)の受給手続きをしました。

そのときに不安だったのが「クラウドワークスで在宅ワークをしていて、ちょっと収入があるけど大丈夫なのかな?」ということです。

結果的に、在宅ワークをしていても失業認定はしてもらえた(=失業保険はもらえる)のですが…作業時間や収入に上限があるのかが気になり、また悩んでいます(>_<)

 

この記事では、失業保険(求職者給付)と在宅ワークの関係について、わたしがハローワークで実際に聞いたことや調べたことをまとめていきます。

 

失業保険は在宅ワークで収入があっても受給できる?

ハローワークで正直に申告してみた結果

在宅ワークをしていたら失業保険の対象にならないのかもしれませんが、在宅ワークをしていることを隠して不正受給になるのが一番こわいです。

わたしはハローワークで失業保険の受給手続きをしに行ったとき、最初に正直に申告しました。

 

失業保険の給付を受け取れるかどうかを決める「受給資格の決定」の面談の前に、「仕事をしてるかどうか」を判定するようなアンケートがあります。

  • 「離職してから仕事をしましたか?(内職なども含む)」
  • 「今、仕事はしていますか?(内職なども含む)」

というような質問があったので、正直に「はい」と答えました。

 

 

受給資格の決定の面談のときに聞かれたこと

受給資格の決定の面談に呼ばれたとき、まっさきに話題に上がったのが「仕事をしている」という点についてでした。

仕事してたら失業保険を貰う資格がないからですよね(>_<)

 

でも一発アウトというわけではなく、職員さんがくわしい情報をヒアリングして、総合的に判断するというシステムになっているようです。

 

わたしが聞かれたのは

  1. どんな仕事なのか
  2. いつからやっているのか
  3. 作業する頻度・時間はどれくらいか
  4. 収入はどれくらいか

といったようなことでした。

 

クラウドソーシングを使って在宅ワークをしていると説明しましたが、職員さんはあまりピンときてないようでした…

会社員時代から副業としてやっていたことを伝えると、「まあ大丈夫でしょう」とOKがでました。

 

 

受給資格が決定したあとも在宅ワークはしていい?

受給資格が決定したあと、「在宅ワークはこれ以上しちゃダメ」とかいう説明があるのかなと思っていましたが、いっさいありませんでした。

逆にわたしから「これからも在宅ワークはしていいんですか?」と聞いたとこと、「別にいいですよ。作業時間や収入は報告が必要です」とのことでした。

 

在宅ワークをしたからといって、受給資格が取り消しになるということはなさそうですが、作業時間・収入によっては失業給付金の額が変わる(減る)そうです。

 

 

失業保険の受給中は、在宅ワークの作業時間・収入に上限はある?

 

失業保険が無事受給できることにほっとして、「これからどれくらい在宅ワークをしていいのか」詳しい情報を聞きそびれました。

失業保険の受給中は在宅ワークの作業時間・収入に上限はあるのか(やりすぎたら失業保険の受給停止とかあるかもだし)気になったので、失業保険のしおりやネットで調べてみました。

 

待期期間に在宅ワークをしたらいけないのか?

まずつまずいたのが、「待期期間」に在宅ワークをして本当にいいの?ということ。

ネットをみると「待期期間は失業かどうか判定する期間。絶対に働いちゃダメ!」と書かれていることが多くて焦りました(受注してる案件の締め切りもあるのに…!)

 

そもそも待期期間の定義は「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」によると

受給資格決定日から失業の状態にあった日通算して7日間経過するまでは、基本手当の支給を受けることはできません。この期間のことを「待期」といいます。

したがって、この「待期」の最終日の翌日からが支給の対象となる日となり、ハローワーク等で失業の認定を受けた日について基本手当が支給されます。

としか書いておらず、「待期期間に働いてはいけない」という文言はいっさいありません

待期期間の7日間は「支給の対象じゃない」というだけです。

 

じゃあこの7日間は働いていたほうがお得じゃないか、というわけでもありません。

「失業の状態にあった日が通算して7日間」経過しないと、支給対象になる日が来ないからです。

 

つまり待期期間に働いたら、そのぶんだけ支給対象になる日が伸びるということです。

金銭的に考えれば、1回目の給付額が一部繰り延べになるということです。

 

まとめると

  • 待期期間に「働いてはいけない」というルールはない
  • 働いた日数だけ、失業保険の給付が遅れる
  • 1回目の失業保険の給付額が減る

ということです。

 

ちなみに「働いたかどうか」は自己申告です。

アルバイトなど雇用されていれば客観的な証拠が残りますが、在宅ワークだとかんぺきに自己管理なので、いくらでもごまかせます。

とはいえ嘘をつくのはあとあと面倒になるリスクがあります。

待期期間に働いても、失業保険の給付がなくなるのではなく繰り延べになるだけなので、正直に申告するのがベターです。

 

離職してから1年以内に失業保険の給付が完了できない場合、繰り延べになった給付額が貰えない恐れがあります。給付日数が長い方や、失業保険の申込が遅れた方はご注意ください。

 

失業保険の受給中は、在宅ワークの作業時間に上限はある?

失業保険の受給中は、在宅ワークでもアルバイトでも、作業時間の上限は週20時間・もしくは3日と考えられます。

 

失業保険における「就職」の定義は「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」によると

契約期間が7日以上の雇用契約において週の所定労働時間が20時間以上、かつ、週の就労日が4日以上の場合は、実際に就労をしていない日を含めて就職しているものとして取り扱います。

と書かれているからです。

 

クラウドソーシングでの在宅ワークは雇用契約ではないので、厳密に言えばこの定義にあてはまらないのかもですが…

「フリーランス」「個人事業主」と判断されないように、作業時間は週に20時間以内・3日程度におさめておくのがベストだといえます。

 

在宅ワークでも「就職または就労」になることがある

失業保険の受給中に働いた場合、働いた日にちと時間を自己申告する義務があります。

報告のしかたは「就職または就労」「内職または手伝い」の2種類です。

 

アルバイト、内職など働き方にかかわらず

  • 4時間以上働いた日⇒就職または就労
  • 4時間以内で働いた日⇒内職または手伝い
  • 4時間以上働いたけど1日あたりの収入が賃金金額の最低額未満だった⇒内職または手伝い

というルールにもとづいて報告します。

 

就職または就労をした場合、その日は求職活動をしなかったとして、失業保険の給付が繰り延べになります。

内職または手伝いをした場合、収入金額に応じて失業保険の給付額が減額されます。

 

ここがまたルールがややこしい。表にまとめてみますね。

作業時間収入金額失業保険の給付額
就職または就労4時間以上報告はいらない繰り延べになる
内職または手伝い4時間以内報告が必要減額になる可能性あり

 

失業保険が減額になるかもしれないなら、「内職または手伝い」って損な気がしますよね。

週に3日間・4時間以上(3×6時間=18時間)と作業をして、失業保険を繰り延べでもらうほうがいいように見えます。

 

とはいえ自己判断で行動するより、「これくらい働いたらどうなるのか」とハローワークで確認するのが確実ですね…

 

 

クラウドワークスのキャリーオーバーは収入か?

  • 「内職または手伝い」だと収入を報告しないといけない
  • 報告金額によっては給付額が減る。

 

となると、気になるのが「クラウドワークスのキャリーオーバーは収入なのかどうか」ということです。

 

クラウドワークスやランサーズ、アフィリエイトサービスでも収入を銀行口座にうつすタイミングは自分で決められることが多いです。

サービス上のアカウント口座(クラウド)に報酬金額を貯めておいて、10万円になったら引き出す…などコントロールが自在なんですよね。

 

失業保険を受給しているあいだはキャリーオーバーし続けて、「収入0円」とすることも可能なわけです。

 

グレーゾーン的な手法ですが、調べてみると「収入」の定義がハローワークによって判断がわかれているようです。

  • 銀行口座に振り込みがあった金額を「収入」とする
  • クラウド上に振り込みがあった金額(確定報酬)を「収入」とする

 

『銀行口座に振り込みがあった金額が「収入」だから、キャリーオーバーしてたら収入の申告は「0円」でOK』とするハローワークが多数派のようですが、断定はできません。

こればかりは最寄りのハローワークで確認するしかなさそうです。

 

 

失業保険は在宅ワーク中でも受給できる?作業時間・収入の上限はある?:まとめ

失業保険の受給と在宅ワークの関係についてまとめてみました。

 

  • 在宅ワークをしていても、失業保険は受給できる
  • 失業保険の受給中も在宅ワークをしていいが、作業時間・作業日・収入の報告が必要
  • 失業保険の受給中の在宅ワークの作業時間の上限は週に20時間
  • 収入の上限はないが、内職・手伝い(4時間以内の労働)だと受給額が減ることもある
  • 待期期間中の作業・就職または就労(4時間以上の労働)だと受給額が繰り延べになる
  • キャリーオーバーを「収入」とするか否かはハローワークの判断による

 

わたしもクラウドワークなどで在宅ワークをしているのですが、失業保険の受給ができると決まるまでは金銭的に不安すぎて案件に応募しまくってました。

今のままだと週20時間以内にぎりぎりおさまるくらいです。

稼働時間を減らすために、クライアントさんに事情を伝えてお休みの日を増やしたりしています。

これ以上お仕事を増やすのはやめて、いま受けているお仕事だけをこつこつこなしていこうと思います。

 

詳しいことは今度ハローワークに行ったとき、確認してきます!

 

追記:認定日に在宅ワークをしたことを申告してきました!

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