「特定口座年間取引報告書」の金額が多すぎておかしい理由

わたしは前年度、IPO投資に失敗して損失が出てしまいました(>_<)

株取引をして損が出たら、確定申告をすることで最大3年間繰り越すことができます。

 

その際に必要となるのが「特定口座年間取引報告書」です。

通常は12月中に証券会社から郵送されますが、SBI証券など一部のネット証券は郵送を希望しないともらえないこともあります。

 

実際に確定申告をしている途中、特定口座年間取引報告書に記載されている金額がなぜかめちゃくちゃ多いことに気づきました。

桁が一桁違うくらいです(・o・;)

心配になったので、理由を調べてみると「MRFの取引結果」が反映されているらしく、気にしなくていいようでした。

 

この記事では、「特定口座年間取引報告書」の金額がおかしくて困っている人に向けて、その理由を詳しく書いていきます。

 

 

特定口座年間取引報告書とは?

「特定口座年間取引所」は証券会社から12月ごろに送られてくる書類で、「年間の譲渡損益等を集計した報告書」のことです。

 

このようなことが記載されています。

  • 特定口座を開設した居住者等の氏名、住所
  • その年中に譲渡した上場株式等の譲渡対価の額、取得費の額、譲渡に要した費用の額
  • 信用取引の差損益の額等

 

一年間の株などの取引で「いくら買ったのか」「いくら売ったのか」「その差額はいくらか」ということがまとめられています。

 

このような形式の書類です。(文房具が置いてあるのは、個人情報のところです)

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「特定口座年間取引報告書」に記載される金額が異常に多い!

前年度、わたしはIPO投資で損が出たので、IPO取引で損益がでた口座すべての年間取引報告書をそろえ、確定申告を行いました。

「いくら買ったのか」「いくら売ったのか」を国税庁ホームページで証券会社ごとにポチポチ入力していくだけなので簡単ですが、「特定口座年間取引報告書」に記載されている「いくら買ったのか」「いくら売ったのか」という金額が異常なのが気になりました。

 

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ひとつの口座で200万以上のお金が動いたことになってますが、そんな大金は動かしていません。

全口座をトータルすると、700万ほどになりましたが…そんな取引をした記憶が無いので焦りました。

 

  • プラマイはあってるからこれでいいのか?
  • そもそも、桁を見間違えているのか?

不安になって、ひとまず検索してみることに。

 

 

理由は、入出金を繰り返していたから!

ネット検索してもキーワードがおかしいのかなかなかヒットせず困りましたが、答えは証券会社のQ&Aページに書かれていました。

 

Q.特定口座年間取引報告書に記載されている金額が、取引した金額より大きいのはなぜですか?

 

A.特定口座内で売却した株式や投信、債券等以外にMRFの売却価額が計上されているためです。

2016年からMRFも特定口座の対象となりました。

 

株式や投信、債券等の売却を行わなくても下記取引を行うとMRFが売却され年間取引報告書に計上されます。

 

・出金
・国内株式、投信、債券等の買付
・証券総合取引口座からNISA口座や外国株取引口座等への資金振替

 

引用:特定口座年間取引報告書に記載されている金額が、取引した金額より大きいのはなぜですか? | マネックス証券

 

「MRF(マネーリザーブファンド)」とは、債券で運用されている投資信託です。

証券会社にお金を入金すると買い付けされ、出金すると売却されます。

要は、証券会社における「普通預金」だと考えればオッケーです。

 

まとめると、証券口座からお金を出金した(=MRFを売却した)ら、取引を行ったとみなされて、特定口座年間取引報告書にその金額が足されていくというわけです。

 

わたしは少ない資金でIPO投資をしていて、しょっちゅう資金の出し入れを繰り返していたから「200万円」と持ってもいない金額にまで取引額が引き上げられていたようです。

 

 

 

まとめ

「特定口座年間取引報告書」に記載されている金額が多すぎる理由は、出金額=MRFの売却額が記載されているからでした。

IPO投資など、資金を頻繁に出し入れする投資を行っていたらよくあることみたいです。

 

「特定口座年間取引報告書」に記載されている金額がおかしいけれど、このパターンに当てはまらなかったという方は、証券会社に問い合わせるのが手っ取り早いと思います。

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