「結婚して仕事やめたい」は可能?必要なお金を計算してみた!

「結婚して仕事をやめて専業主婦になりたい!」と考えている女性は多いのではないでしょうか?
 
わたしもその一人ですが、「結婚して仕事をやめたら生活はどうなるのかな?教育費もかかるだろうし…」と不安で、なんとなく働き続けたほうがいいんじゃないかな…と思っています。
 
でも実際はどうなのか気になったので、この記事では、4人家族が「人並み」の暮らしをおくるのに必要なお金を試算して、結婚後どれくらい稼げばいいのかをはっきりさせていきます(・o・)❤
 
「専業主婦になりたいけどお金が不安…」というかたの参考になれば幸いです!
 

 

結婚後も働くのが「普通」?

専業主婦世帯<共働き世帯

厚生労働省などの調査によれば、日本では専業主婦世帯よりも共働き世帯のほうが主流だというのが現状です。
約6割が共働き世帯なので、過半数を超えています。
 
f:id:migaruhack:20180522190343j:plain
出典:なぜ、こんなに多いのか?「専業主婦世帯数」720万! | プレジデントオンライン
 
 

共働きをする理由は?

旭化成ホームズによる「共働き家庭研究所 調査研究報告書」によれば、共働きをしている理由の多くは「経済的安定」だそうです。
 
f:id:migaruhack:20180522195118j:plain
出典:共働きは少数派から多数派へ | イマドキの共働き家族とは? | くらしノベーション研究所
 
「生活にゆとりをもたせたい」という意識は昔と同程度ですが、今は「住宅ローン完済」や「生活の維持」などのため。
現実的に、共働きじゃないと生活できないという感じでしょうか・・・?
 
 

専業主婦のほうが幸せ?

しかし、共働き世帯の女性は「働きたいから働いている」わけではないようです。
ソニー保険生命会社による「女性の活躍による意識調査2017」を見てみると、

  • 働いている女性のうち現状の生活に満足している」のは39%
  • 「本当は専業主婦になりたい」と感じているのは39.2%

 
f:id:migaruhack:20180522191413j:plain
出典:女性の活躍に関する意識調査2017|ソニー生命保険株式会社のプレスリリース
 
一方、専業主婦のうち、

  • 「現状の生活に満足している」のは54.1%
  • 「本当は外に働きに出たい」人は38.1%。

 
f:id:migaruhack:20180522191736j:plain
出典:女性の活躍に関する意識調査2017|ソニー生命保険株式会社のプレスリリース
 
専業主婦・働いている女性はどちらにしても「逆の立場になりたい」割合は同じくらいなので、結局どちらを選んでも100%正解というわけではないようです。
とはいえ、さきほどの専業主婦世帯と共働き世帯数を当てはめてみると

  • 「働いてるけど専業主婦になりたい」のは約445万世帯
  • 「専業主婦だけど働きたい」のは約274万世帯

と、「専業主婦になりたい」人のほうが多くなります。
 
「満足度」は圧倒的に専業主婦のほうが高いですね。
この結果からすると、共働きよりも専業主婦のほうが幸せといっても過言ではないでしょう。
もちろん「専業主婦ができる=旦那さんの収入が多い」と考えられるので、仕事うんぬんというより世帯年収に応じた満足度なのかもしれません。
 

「専業主婦」はリスクが高すぎる?

「仕事をやめて、専業主婦になりたい!」なら年収の高い旦那さんを見つければいい…単純に考えればそうかもしれません。
しかし、旦那さんの年収がいくら高くても、一生保証されているわけではないというのも事実です。
 

  • 旦那さんの会社がつぶれたら?
  • 旦那さんが、病気や事故で働けなくなったら?
  • 死別、離婚することになったら?

 
世帯収入がゼロになってしまい、必然的に自分が働かないと生活していけなくなってしまいます。
そんなとき、いきなり仕事は見つかるのでしょうか・・・?
専業主婦は家事・育児が仕事とはいえ、収入がないことは事実です。
万が一のリスクを考えれば、「専業主婦」という選択はよっぽどの貯金がない限り避けるべきです。
 

人は変わるし壊れます。
「この人は大丈夫」と思っていても、先のことはどうなるかわからない。
「ダメな男を好きになるな」と言っても、わからないんです、この人がこの先どうなるかなんて。
引用:女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

 
旦那さんは家族とはいえ結局は他人なのだから、自分の人生をすべて任せるのは不安ですね。
自分が働かなくても生活できるほど高収入な旦那さんで、「専業主婦でもいいよ」って言ってくれたって、すこしは働いたほうがいい気がします。
 

 

結婚後に必要なお金はいくら?

実際、結婚後に必要なお金はいくらなのでしょうか?
子どもが2人いる4人家族と仮定して試算してみます。

生活費は月21万

食費:5万8537(うち外食:1万2462)
光熱費:1万9141
諸雑費(日用品・美容など):5万2298
保健医療:8320
交通・通信費:3万3474
娯楽費など:3万7206
合計:20万8976円
2015年家計調査報告より、年収300~500万円・4人家族世帯のデータの平均を計算)

 
4人家族の一か月の生活費は、およそ21万円という計算結果になりました。
手取り21万円以上なら黒字で生活できるということになりますが、ライフスタイルで差がでやすい住居費・教育費を「生活費」から外しているので、別に考えないといけません。
 

住居費は最低限月に5万円

上を見ればキリがないので最低限で考えてみます。
4人家族なら、夫婦の寝室+子供部屋2つで3LDKもあれば十分でしょう。
 
1畳当たりの家賃ランキングで平均に当たる石川県の3LDKの住宅費を調べてみました。
カッコ内は30年ローンの参考として、単純に住居費を30年×12か月で割った数字です。
 

賃貸:3万9千~
新築マンション:2770万円(7万6千)~
中古マンション:869万円(2万4千)~
新築一戸建て:1680万円(4万6千)~
中古一戸建て:700万円(1万9千)~
参考:https://www.homes.co.jp/kodate/chuko/ishikawa/list/

 
中古の一戸建てがコスパ最強となりましたが、平均的に見れば月に5万円程度でしょうか。
しかし最安値での平均なので、実際はもっとかかりそう。
 

教育費は最低限月に7万円

子ども2人が大学に卒業するまでにかかる学費を試算してみましょう。
ここでは最低限必要な金額を知りたいので、幼稚園~高校までオール公立、大学も国立としておきます。
 
まずは高校卒業まで。

・公立幼稚園:70万1841(27万8949)
・公立小学校:193万3860(130万6956)
・公立中学校:143万5632(90万5652)
・公立高校:135万2586(52万4613)
合計:542万3919(301万6170)
およそ:550万(300万)
※カッコ内の数字は、教育費のうち塾や習い事などの「学校外活動費」に当たります。
参考:結果の概要-平成28年度子供の学習費調査:文部科学省

 
そして、国立大学進学。

入学金・授業料:242万5200
大学関連経費:83万4000
4年間学費合計:325万9200円
およそ:330万円
引用:https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/42522

 
合計すると880万円ですが、子どもが2人の場合の幼稚園~大学卒業までの教育費は最低限1760万円必要という計算結果になりました。
子どもが生まれてから大学を卒業するまでの22年間で割った場合、1カ月当たり6万7千円、およそ7万円必要です。
実際は、たとえば幼稚園だと月に2万円あれば十分なのですが、大学に備えてコツコツ教育費を貯金しておくという想定をしています。
 
児童手当を考慮してみます。

・月あたり、以下の金額が受け取れる。
0~3歳:15000円
3~小学校修了まで:10000円
中学生:10000円
・年あたり、以下の金額が受け取れる。
0~3歳:18万円
3~小学校修了まで:12万円
中学生:12万円
参考:児童手当制度の概要 – 内閣府

 
合計すると一人当たり約200万円なので、学費を補填すると子どもが2人の場合の幼稚園~大学卒業までの教育費は最低限1360万円必要という計算結果になりました。
子どもが生まれてから大学を卒業するまでの22年間で割った場合、1カ月当たり5万2千円、およそ5.5万円必要です。
 

4人家族が生活するのに必要な年収は?

4人家族の生活費・住居費・教育費のおおまかな月ごとの目安を計算した結果、以下のようになりました。
 

生活費:21万円
住居費:5万円
教育費:7万円→児童手当で補填すると5.5万円
合計:31.5万円

 
4人家族の支出の目安(大学費用の積み立てを含む)は毎月手取りでおよそ32万円となりました。
 
額面の8割が手取りになるので、実際は40万円稼がないといけません。年収でいえば、480万円です。
 
f:id:migaruhack:20180523202906g:plain
参照:年齢別 サラリーマンの平均年収調査結果-年収ラボ
 
平成26年の国税庁による年収データによると、30代のサラリーマン男性の平均年収は474万円。
専業主婦家庭の場合はマイナス6万円=月に0.5万円の赤字がでてしまうので、確かに「生活の維持」には共働きが必須のようです。
 
しかもこれは平均的な生活の試算にすぎません。
「子どもに英才教育を受けさせたい」「毎年海外旅行に行きたい」などの「平均的な暮らし」にオプションをつけるならよりお金が必要になります。
 

 
 

共働きはフルタイム?パートタイム?

4人家族の生活費を試算した結果、専業主婦家庭では年に6万円の赤字が出ることが発覚しました。
平均的な暮らしを維持するためには、共働きが必須だということです(専業主婦の夢はここで儚く散ります・・・)
 
だとすれば、どれくらい働けばいいのでしょうか?
 
単純に考えれば、毎月の生活費(32万円)から旦那さんの手取り月収をひいた金額として、ざっくりと試算できるのではないでしょうか。
 
「プラマイゼロ」でいいなら扶養内パートでいけそうですが、「安定して黒字」を目指すならフルタイムで働いてばりばりお給料を稼ぐのがベターですよね。
 

フルタイムで働けば収入は増えるけど…

フルタイムで働くメリットは、安定してお金を稼げることです。正社員ならキャリアアップによる昇給も期待できますが、デメリットもあります。
 
家事・育児と両立するだけのスタミナが必要なのはもちろんのこと、女性がフルタイムで働ける環境は限られています。

  • 会社のワークライフバランスは整っているか?
  • 育休、産休、時短勤務は認められているのか?
  • 子どもの病気や学校行事などで休めるのか?
  • 旦那さんは家事に協力的か?
  • そもそも、家事をする余裕があるのか?仕事の大変さは?
  • いざというとき両親、義理の両親は頼れるのか?

 
会社を都合よく休めて、旦那さんが家事・育児に積極的で、いざというときには頼める人がいる・・・こんな風に、環境が整っていないと厳しいのが現実でしょう。
意識的に「フルタイムで働きやすい環境」を作っていくべきだといえます。
 

  • ワークライフバランスの整った会社に転職する
  • 家事や育児をこなせそうな人と結婚する
  • 実家の近くに住む

 
 

フルタイム共働きは出費が増える?

フルタイムで働いて、かえって出費が増える可能性もあります。

  • 「働く」ことに伴う経費(通勤用の車を買う、通勤用の服・靴を買う)
  • 外食・中食の利用が増えて食費がかさむ
  • 保育園・病児保育・夜間保育や学童の利用で教育費がかさむ

足りない時間をお金で解決しているようなものです。
「キャリアに穴を開けたくない」ならは一時的にプラマイゼロになってしまっても仕方がないのですが、「お金のため」に働いてるのにお金も時間もなくなってしまっては元も子もありません。
 

パートタイムは家事・育児と両立できるけど…

働く時間がフルタイムより短いパートタイムならば家事・育児との両立がしやすいでしょう。
 
デメリットは、昇給がほぼ見込めないことです。
時給が倍になるということはほとんどないでしょう。
時間をお金に換えているだけなので、いつまでたってもお金を稼ぐことが楽になりません。
 

時間・お金どちらにもゆとりを持てる働き方とは?

理想論でいえば、家事・育児を両立できるくらいの短時間勤務でしっかりフルタイム勤務並みにお金を稼げればいいですよね。
 
個人的に可能性があるかな~と狙っているのはクラウドワークスを活用したライティングのお仕事です。
〇字の記事を書いて1500円、文字単価1円、時給1000円…などクライアントさんによって報酬のありかたは様々ですが、初心者OKのものだと文字単価0.5円程度の案件が多い印象です。
 

文字単価0.5円だと、2000字を書いて1000円。
1時間で完了したら時給は1000円、2時間かかってしまえば500円。
コツをつかんで30分でかけるようになれば時給が2000円になる。
時給2千円×1日5時間×20日=20万円、パートタイムの勤務時間で新卒正社員なみのお給料を稼げる!

 
 
また、経験をつめば文字単価も上がっていきます。
良質な仕事をコツコツ続けてクラウドワークス内のお墨付き、「プロクラウドワーカー」に認定されれば文字単価2円以上の案件を受けることもできるそうです。
 

1時間で2000字書ければ時給は4000円。
時給4000円×5時間×20日=40万円、中堅の正社員なみの月収になります。

 
逆にいえば、一日たった一時間の作業でも8万円が稼げます。
経験を積めば積むほど楽にお金を稼げるというのはパートタイムとの大きな違いですね。
 


ただしクラウドワークスではまとまったお金を稼げるようになるまで時間がかかります。
正攻法でやっても3年はかかるでしょう。
「途中であきらめてしまう可能性が高い」というのが一番のデメリットです。
最初は収入も少ないので、結婚するまでに副業として始めてコツをつかんでおくのがベストでしょう。

 
 

おわりに

永くなってしまったので、この記事の内容をまとめておきます。
 

  • 4人家族の一か月の支出を実際に試算してみたところ、人並みの暮らしを送るには一馬力ではきつい。
  • 毎月32万円が必要なので、共働きをしないと赤字になる可能性大
  • フルタイム共働きはお金は稼げるが、育児・家事との両立が大変。環境によっては不可能。
  • パートタイム共働きは育児・家事との両立はできるが、お金を稼ぐことが楽になることはない。
  • フルタイム、パートタイムのデメリットを補うには「在宅ワーク」がおすすめだが、お金を稼ぐのに時間がかかるので結婚前から取り掛かるべき

 
個人的には、

  1. 結婚前から在宅ワークの準備を副業としてこつこつ始めて
  2. 結婚後~妊娠までは在宅ワークに集中
  3. 育児が楽になるまではゆるく継続
  4. 育児が楽になったら再び在宅ワークに集中

・・・というのがいいのかなぁと思っています。
 
結婚・出産・育児でキャリアの途絶えやすい女性にとっては、パソコンひとつあれば仕事ができるという今の時代は本当にありがたいですね。
 

時間&お金にゆとりをもてる在宅ワークの準備をさっそくはじめよう
お仕事の種類は246種類!在宅ワークならクラウドワークス

 
追記:2019年6月
この記事を書いてから約1年がたった今、わたしは寿退社をしようとしています。
やはりお金のことが心配です。
仕事&ブログ更新におわれてクラウドワークスはぜんぜん触れていないのですが、退職する前にはまとまったお仕事を受注しておきたいな…と考えています。
 

Twitterで更新情報をお届けします